山裾覆う白いじゅうたん 西和賀・ソバの花見頃
西和賀町はソバの収穫期を間近に控え、白くかれんな花が圃場(ほじょう)一面に広がっている。
同町沢内の大野集落営農組合(髙橋雅一組合長)では約15ヘクタールを栽培。6月下旬から7月にかけて4回に分けて種をまき、7月末から徐々に花が咲き始めたという。
今年は天候に恵まれて生育が順調で、高さが優に1メートルを上回るほどに生長。地域内の圃場には刈り取り適期を迎えたもの、花が見頃のものが混在しており、緑の山々と白い花のじゅうたんのコントラストが車窓からでも楽しめる。9月上旬からコンバインで刈り取りが始まる予定だ。