奥州・金ケ崎

新型コロナワクチン 妊婦ら優先接種へ 金ケ崎町

 新型コロナウイルスに感染した千葉県柏市の妊婦の入院先が見つからず、早産で新生児が死亡した問題を受け、金ケ崎町は急きょ、町内の妊婦と配偶者に対しワクチンの優先接種を行う。対象者には新たな接種希望調査票を27日に発送。出産予定日が近い妊婦には電話連絡も行った。町では意向を取りまとめ、9月に接種を始める方針だ。

 30日に開かれた町議会議員全員協議会で町側が明らかにした。

 町のワクチン接種対策チームと子育て支援課が連携して対応。対象となる妊婦は37人で、家庭内での感染リスクを下げるため、配偶者も優先対象とした。16~64歳の接種については事前の希望調査を基に進めているが、今回妊婦に対し改めて調査を実施。柏市の事例を伝え、優先接種の希望を確認している。

 町の集団接種は来月5日に始まる59歳以下の区分から日曜を中心に日程が組まれており、妊婦への優先接種は平日に行う計画。

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