奥州・金ケ崎

飲食店弁当で親子ら支援 はっぴぃぷれいす再開 ドライブスルー感染対策強化【金ケ崎】

「はっぴぃぷれいすかねがさき」で来場者に弁当を手渡す斎藤さん

 金ケ崎町社会福祉協議会による子供の居場所づくりと交流の事業「はっぴぃぷれいすかねがさき」は19日、3カ月ぶりに再開された。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続いていたが、県独自の緊急事態宣言が解除されたことを受けて今回はドライブスルー方式を導入。町社協で子供たちと家族が、地元飲食店による弁当などの食品を受け取った。

 「子ども食堂」としての側面も持つ事業として2019年度に始まり、20回目。おおむね月1回のペースで開いてきたが、21年度は県内での新型コロナの感染拡大により6月を最後に休止していた。当初は会食を予定していたものの、コロナ禍を受けて対策を一層強化してドライブスルー方式とした。

 同日はイタリアンレストラン「トラットリア プリミ」(同町西根二の台)の協力によるピラフ&ミックスフライ弁当で、親子ら121食分の申し込みがあり、併せて菓子や水、米なども用意された。

 時間とともに親子連れが続々と訪れ、同店店主の斎藤憲彦さん(36)も引き渡しに参加した。「ボリュームがあり、普段店では提供しないメニューも入っているので味わってほしい」と話していた。

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