北上・西和賀

流された高齢者を救助 男性2人へ感謝状 北上署

人命救助に貢献し、感謝状を受けた(右から)長谷川さんと岸さん

 北上署(千田敬喜署長)は22日、和賀川で流された高齢男性を救助したとして北上市の男性2人に感謝状を贈り、人命を救った適切な判断と果敢な対応をたたえた。

 感謝状を受けたのは同市柳原町の岸誠さん(80)と同市上江釣子の長谷川貢さん(76)。同署や2人によると、8日午前11時40分ごろ、同市北鬼柳地内の和賀川で釣りをしていた花巻市の男性(79)が流されているのを岸さんが発見し、対岸にいた釣り仲間の長谷川さんに声を掛けて知らせた。

 長谷川さんは救助しやすい箇所に移動して川の中に入り、男性の握っていた釣りざおをつかんで引き寄せ岸に上げた。男性は応急手当てにより水を吐きだし、けがなどはなく自力で帰宅したという。

 同日は岸さんと長谷川さんが北上市九年橋の同署を訪れ、千田署長から感謝状を受け取った。岸さんは「助けられず流されていたらどうなっていたか。ダム放流で水位が増えていた。川に入るときは周りをよく確認すべきだと思った」と語り、長谷川さんは「(男性は)最初は意識がないようだったが、水を吐いてから元気になった。釣りざおは浮くので流されても放さなかったのが良かったのでは。助けることができてほっとした」と振り返った。

 千田署長は「突然の出来事でも冷静、適切な判断をしていただいた。通い慣れた川で、2人の連係プレーが大切な命を救った。今後も皆さんで気を付けながら釣りを楽しんでいただきたい」と感謝した。

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