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ロックでクマ被害防止 県キャンペーンソング 万一遭遇 対処法も【岩手】

県庁で「秋のクマ被害防止キャンペーン」ソングを披露する田口さん(右)と登堂さん

 「突然アンタに襲いかかる ガオー、ガオー、ガオー」―。盛岡市のシンガー・ソングライター田口友善さん(69)が歌う「ツキノワグマRock’n’Roll」が県の「秋のクマ被害防止キャンペーン」ソングに採用された。歌詞にはクマと遭遇した場合の対処法なども盛り込まれ、ロックを通じて被害を食い止めようと呼び掛ける。

 県内でツキノワグマの出没件数や人身被害が増加していることや、秋の行楽シーズンを迎えて入山機会が増えることから、県は10月31日までキャンペーンを展開することにした。県によると、今年の出没件数は8月末現在で2188件、人身被害13件となっている。

 作詞・作曲を手掛けたのは県管財課に勤務する森の音楽家・登堂かほるさん(61)。当初の曲調はブルースだったというが、「クマの素早い動きを表現する必要がある」と考え、田口さんと話し合いを重ねてロックに変更した。

 クマに遭遇した際の対処法として、歌詞の中には「急に駆け出すな、背中を見せて逃げ出すな、死んだふりも効き目はないぜ、クマの顔から目を離すな、顔をそむけず後ずさりしろ」などを盛り込んだ。

 県内の道の駅にCDやリーフレットを配布するほか、県のホームページから期間限定で歌のダウンロードが可能。県庁で力強い歌を披露した田口さんは「クマの飛び掛かる様子を表現した。歌を聴いて実際に歌ってみて、クマと遭遇した場合の対処法をしっかり覚えてもらいたい」と話していた。

momottoメモ

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