花巻

魅力的な自然の風合い 花木土舎で展示販売 ドライフラワー、裂き織り作品【花巻】

裂き織りとドライフラワー作品が並ぶ展示販売会

 花巻市小瀬川のドライフラワー作家、吉田昌子さん(68)と同市の裂き織りグループ「花織の会」(照井政子代表)は、吉田さんの自宅敷地内にあるギャラリー「花木土舎」で作品展示販売会「花巻で手作りとの出逢(であ)いを」を開いている。自然の風合いが魅力のドライフラワー作品や裂き織り作品計300点以上が並ぶ。5日まで。

 吉田さんは、アジサイやセンニチコウ、ハスの実、マツボックリ、綿など多彩な草花や木の実を自然乾燥させて制作したリース、壁飾り、ブーケなどを出展し、会場を華やかな雰囲気に演出している。自然乾燥にこだわっており、「作品の退色が進んでも、また違った良さが出てくるのがドライフラワーの魅力」と語っていた。

 同会からは、会員ら9人が出品。古い着物などを手で裂き、独自の手法で織り直した洋服を中心に展示している。その他に、バッグやマフラー、スリッパ、コースターといった小物類もある。照井代表(79)は「横糸を入れるなど工夫次第で作品の表情が変わるのが、裂き織りの面白さ」と話していた。

 来場者はお気に入りの品を買い求めており、盛岡市から訪れた佐藤洋子さん(71)は「どの作品も温かい感じがしてすてきだ」と笑みを浮かべた。

 開催時間は午前10時~午後3時。入場無料。問い合わせは吉田さん=0198(27)3639=へ。

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