一関・平泉

サトイモ収穫本格化 きょう寒露

一関地方で本格化しているサトイモの収穫=7日、一関市中里字荒谷地内

 8日は二十四節気の一つ「寒露(かんろ)」。暦の上では秋が深まるにつれて昼夜の寒暖差が次第に大きくなり、朝方など草花に冷たい露が降りる時期とされている。

 7日の一関地方は、湿った空気や日本海を東へ進む低気圧の影響で曇り、昼前からは小雨が断続的に降り続く空模様。最高気温は一関19・1度、千厩19・0度(ともに盛岡地方気象台調べ)までしか上がらず肌寒い一日となった。

 こうした中、同地方の秋の食材を使ったいものこ汁に欠かせないサトイモの収穫が本格化。一関市中里字荒谷地内に畑を構える小野寺寿代さん(83)は「磐井河原いものこ会はコロナで中止となったが、今年は例年より子イモや孫イモが多い」と朝から大きく実ったサトイモの収穫作業に追われていた。

 同気象台によると、8日の県内は低気圧や前線の影響で昼前まで雨が降り、午後から曇りとなる見込み。

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