一関・平泉

息災願い一歩一歩 御嶽神明社 火渡祭・花泉【一関】

まだ熱い燠の上を素足で渡りながら心願成就を祈願する火渡祭の参列者

 御嶽山御嶽神明社(佐藤一伯宮司)の伝統神事となる大護摩祈祷火渡(きとうひわたり)祭は17日、一関市花泉町老松の同神社で営まれ、市内外から参列した75人が護摩壇を燃やした熱い火床の上を素足で渡りながら心身を清め、心願成就を祈願した。

 秋季例大祭に合わせて毎年行われているもので、1978年の再興後41回目の開催。祭儀に続き境内の広場に設けた護摩壇に点火し赤く炎が上がると白装束の参列者が願い事を託した護摩木を次々と投げ入れ、全員で炎の周りを何度も回りながら六根清浄を唱えた。

 まだ炎が残る護摩壇を崩し、約2メートル四方にならした燠(おき)を使って行われた火渡では、素足になった参列者が手を合わせて1人ずつ燠の上を歩きながら無病息災や家内安全など、それぞれの願いが成就するよう祈願。35回目の参加で同神社から表彰を受けた境井光子さん(68)=北上市=は「自身はもとより家族の健康を願うため毎年参加している。火渡に参加すると身が引き締まり、清められたように感じる」と語った。

 毎年行っている芸能奉納やはっと振る舞い、復興支援バザーは新型コロナウイルス感染防止のため前年に続き中止した。

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