花巻

「黒橋魂」次代へ継承 花巻北高90周年 発展決意し式典

新たな歴史の創造と発展を誓った花巻北高創立90周年記念式典

 花巻市本館の県立花巻北高校(川村俊彦校長、生徒705人)の創立90周年記念式典は23日、同市若葉町の市文化会館で開かれた。関係者が地域と歩んだ校史を振り返るとともに、不撓不屈(ふとうふくつ)の精神に代表される「黒橋魂」と高い志で社会に貢献する「桜雲臺精神」を継承し、100年に向け歴史の創造とさらなる発展を決意した。

 在校生と教職員、同窓生、来賓など約750人が出席。川村校長の式辞、創立90周年記念事業協賛会の佐藤良介会長のあいさつに続き、歴代の校長、同窓会長、PTA・教育振興会長に感謝状を贈呈、上田東一花巻市長らが祝辞を寄せた。

 川村校長はコロナ禍や第4次産業革命ともいわれる技術革新の中で「AIやロボットに代替できない創造や心に力点を置いた人間力の育成を目指す。花高100年の集大成に向けこの桜雲臺に理想の殿堂を求め続けていく」と述べた。

 前期生徒会長の吉田ひなたさん(3年)は「伝統や精神はわれわれの掛け替えのない宝。さらに磨きを掛け後世へ伝えていく。新たに100年生きる私たちが花高100年の学びをつくるという自負の下、創立100周年に向けた新たな一歩として目標を設定しそれぞれが己の高みに挑戦し続ける」と誓った。

 前応援団長の中嶋勇真さん(3年)の発声に続き、出席者が校歌を斉唱した。

 式に続き、同窓生で音楽家の佐藤司美子さんが記念演奏「花高メドレー」を行ったほか、新渡戸基金理事長の藤井茂さんが「初代校長佐藤昌とその周辺」と題して講演した。

 同校は1931(昭和6)年4月、当時の花巻町など18町村の組合立花巻中学校として開校した。移転や県への移管、改称、分離独立などを経て53年に現校名に改称。これまで2万1091人の人材を輩出している。

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