一関・平泉

トップレベルの攻防展開 東山でホーム開幕戦 Vリーグ埼玉上尾【一関】

スパイクを放つ埼玉上尾の選手(左)

 Vリーグ女子1部埼玉上尾メディックスのホーム開幕戦は23日、一関市東山町の東山総合体育館で行われた。市内でVリーグの試合が行われるのは2016年以来5年ぶりで、市民らが国内トップレベルの白熱した試合を楽しんだ。

 埼玉上尾は今年度、県バレーボール協会とホームゲームに係る提携契約を締結。2021―22シーズンは、大会開催実績などを勘案し、県内では一関市で開催されることが決まった。

 観客を会場の定員の半分に制限するなど新型コロナウイルス感染防止対策を徹底して行われた試合には、市民ら県内外の500人が来場。昨季覇者のJTマーヴェラスとの一戦に熱い視線を送った。

 試合は、高さを生かした攻撃を繰り出すJTが2セットを先取。埼玉上尾が主将の山岸あかね選手を中心に拾ってつなぐ粘り強いバレーを展開し、ホームの声援を受けて第3セットを奪ったものの、あと一歩及ばず1―3で敗れた。

 親子2人で観戦した同市大東町の50代女性は「娘がバレーをやっており、興味があって来た。こんなに間近で生で見るのは初めてで、迫力があってすごい」と興奮した様子だった。

 試合は、24日も行われる。

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