花巻

自分磨き地元PR 新田さん(東和)県グランプリ ミセスオブザイヤー日本大会へ【花巻】

ミセスオブザイヤー2021県大会ゴージャス部門でグランプリに輝いた新田さん

 花巻市東和町土沢の新田彩乃さん(34)は、年齢などにとらわれない女性としての輝きや美しさなどを競う「ミセスオブザイヤー2021」の県大会ゴージャス部門でグランプリに輝いた。13、14の両日、東京都で開かれる日本大会への出場を決め、新田さんは「自分のことだけでなく、大好きな地元もPRしていきたい」と気持ちを高ぶらせている。

 ミセスオブザイヤーはアイビー・エンタテイメント(東京都)が主催。年齢などで分けられた3部門を実施し、ウオーキングと30秒のスピーチで審査する。各都道府県で地方予選が行われ、代表者が日本大会に出場する。

 県大会は9月に盛岡市で開かれ、新田さんがエントリーしたゴージャス部門は30歳以上で結婚歴のない女性で争われた。

 新田さんは知人らの勧めでミセスオブザイヤーへの参加を決めたという。仕事の合間を縫ってレッスンに参加し、夜間に公園などでウオーキングの練習も重ねてきた。

 強い地元愛を持ち、小学校から現在まで早池峰大償流土沢神楽を続け、4年ほど前からは地元の消防団に所属。スピーチでは、自身の歩みや土沢への思いを審査員に伝え、見事にグランプリを射止めた。

 新田さんは「やり切った充実感はあったけれど、グランプリを獲れるとは思ってなかったので驚いた」と振り返る。人前に出るのが苦手だったが、横断幕を持って会場に駆け付けた友人たちを見て「うれしかった。緊張がほぐれて、楽しくできた」と感謝する。

 マラソンも趣味で、6月に本県で行われた東京五輪聖火リレーのランナーも務めた。東和町内で定期的にごみ拾いをしながらランニングをするなど地域の環境美化にも努めている。

 日本大会に向けて新田さんは「もっと自分に自信が持てるようにスピーチやウオーキングをブラッシュアップしていきたい。日本大会でも東和、土沢のことを発信し、地元に恩返しがしたい」と気持ちを新たにする。

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