花巻

季節の思い出 郷土愛込め 畑中さんが講演 大迫・文化研修会【花巻】

大迫で過ごした子供時代を振り返る畑中さん

 花巻市民芸術祭(大迫会場)実行委員会(菅原美智子委員長)主催の文化研修会は1日、同市大迫町の大迫交流活性化センターで開かれた。同町出身でもりおか歴史文化館長の畑中美耶子さんと朗読家・演出家の小野寺瑞穗さんを講師に、参加者約80人が講演や昔話を楽しんだ。

 新型コロナウイルスの影響で中止とした同芸術祭大迫会場の舞台・展示部門の代替事業として実施した。

 研修会は▽畑中さんによる講演▽図書ボランティアグループ「たんぽぽの会」(同町)による大迫の大型紙芝居▽小野寺さんと畑中さんによる昔話と語り―の3部構成で行われた。

 このうち講演では畑中さんが「大迫と私を語る」と題し、小学校入学前まで過ごした同町での季節の思い出を紹介。

 冬の思い出として「年越しとなれば餅つきをし、近所やお世話になった人に子供が餅を配った。とてつもない量の餅をつき、配りに伺ったのを覚えている」と振り返り、子供時代を懐かしんだ。

 春には畑で歌いながら麦踏みをしたことやカタクリの花で風船を作ったこと、クマガイソウが咲いていたことなどを思い起こし「大迫にいた間の生活が今の私をつくっている。小さい頃に知った草花、食べ物、季節行事などが変わらず自分の中に生き続けている」と、大迫への愛情を語った。

 菅原会長(79)は「コロナ禍で不自由な生活が続いたが、参加者が肩の力を抜いて芸術を楽しんでくれたらうれしい」と話していた。

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