北上・西和賀

2大会連続最高賞 黒沢尻北 全日本合唱コン小学校部門 地元音楽会で歌声披露【北上】

北上市小学校音楽会で、全国大会と同じ「はじまりはひとつのことば」を披露する黒沢尻北小合唱部の児童たち

 第74回全日本合唱コンクール全国大会(6日、埼玉県・所沢市民文化センターミューズアクアホール)小学校部門で、東北代表として出場した北上市の黒沢尻北小合唱部が金賞に輝き、最高賞の埼玉県知事賞を受賞した。小学校部門が設けられた2019年の前回に続き、2大会連続の最高賞。同部は、9日に全校朝会と、市文化交流センターさくらホールでの第30回市小学校音楽会で「日本一」の歌声を響かせた。

 全国大会小学校部門は新型コロナウイルスの影響で20年は中止となり、2年ぶりの開催となった今回は録画出演を含む32団体が出場。黒沢尻北は会場に出向いて、4~6年生の部員64人が課題曲のミサ曲「kyrie(キリエ)」、自由曲の「はじまりはひとつのことば」を合唱した。

 課題曲は世界の人々の平和、自由曲はコロナ禍から明るい世界に戻れるよう、歌詞の意味を踏まえそれぞれ願いを込めて表現。金賞は11団体が受賞し、上位に贈られる特別賞のうち黒沢尻北は最高賞の埼玉県知事賞に選ばれた。

 同部は19年に小学校部門の初代日本一となり、市民栄誉賞を受賞している。宇津志理咲部長(6年)は「すごくプレッシャーはあったが(中止になった)去年の6年生の思いも乗せて、賞は気にせずに自分たちが成長してきた姿を見せようと歌った」と強調。最高賞には「すごくうれしい気持ちと、今まで支えてくれた方々への感謝の気持ちの両方ある」と率直に語った。

 コロナ禍で練習時もマスクを着用するなど感染対策を徹底し、平日朝、昼、放課後の練習も以前より短時間で集中して行ってきた。顧問の中野美由紀指導教諭は「当日はみんな健康で歌い、今までで一番いい演奏になるようにと思ってきた。金賞は目指していたが、(最高賞は)予想以上」と喜び、「日々の練習で声の響き、歌い方も全員がそろい、驚くほど成長している」と目を細めていた。

 9日は全校朝会で受賞を報告し、全国大会と同じ2曲を披露。小学校音楽会ではトリで出演し「未確認飛行物体」に続き、全国大会の自由曲「はじまりはひとつのことば」で息の合った「日本一」の美声をホールいっぱいにとどろかせ、来場者を魅了した。宇津志部長は「全国大会の本番通り、思いを込めて歌うことができた」と充実感をにじませていた。

地域の記事をもっと読む

北上・西和賀
2021年11月28日付
北上・西和賀
2021年11月28日付
北上・西和賀
2021年11月28日付
北上・西和賀
2021年11月28日付