花巻

神宮大会必勝誓う 秋季東北Vを報告 花巻東高硬式野球部

神宮大会での必勝を誓った花巻東の(右から)田代主将、萬谷投手、宮澤副主将

 第74回秋季東北地区高校野球大会で初優勝を果たし、第52回明治神宮野球大会出場を決めた花巻東高硬式野球部の部員らは9日、花巻市役所を訪れ、東北大会での成績を報告し、神宮大会での必勝を誓った。

 花巻東は10月20~26日に宮城県の石巻市民球場などで行われた東北大会に本県第1代表として出場。決勝では聖光学院(福島)を4―1で下し、県勢として38年ぶりとなる東北制覇を成し遂げ、来春の選抜大会出場を確実にした。

 訪問したのは田代旭主将、宮澤圭汰副主将、エースの萬谷大輝投手(いずれも2年)と、佐々木洋監督、小田島順造校長。佐々木監督は米大リーグでプレーするマリナーズの菊池雄星投手とエンゼルスの大谷翔平選手らOBを挙げながら「2人のオールスター選出がいい影響を与えてくれた。先輩たちの歴史を越えてくれてうれしい」と語った。

 上田東一市長は「実力を存分に発揮して、神宮大会で優勝してほしい」とエールを贈った。

 神宮大会は今月20~25日に東京都の明治神宮球場で開かれ、高校の部には10チームが出場。花巻東は20日に行われる初戦の1回戦で国学院久我山(東京地区代表)と対戦する。開会式では田代主将が選手宣誓を行う。

 佐々木監督は「(国学院久我山は)打力がいい。しっかり対策をして、花巻東の歴史を変えられるように頑張りたい」と気合を入れ直し、田代主将は「神宮大会まで期間はないが、東北大会で見つけた課題を克服する。守備から流れをつくって、切れ目のない打線で優勝する」と闘志を燃やした。

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