北上・西和賀

新リーグ参戦に意欲 ユニホームも披露 釜石SW北上訪問

新調したユニホーム姿で新リーグ参戦をPRする中野選手会長(中央)と桜庭GM(左)。髙橋市長もセカンドユニホームを着て激励した

 ラグビーの釜石シーウェイブス(SW)RFCは10日、髙橋敏彦北上市長を表敬訪問し、2022年1月に始まる新リーグ「ジャパンラグビーリーグワン」参戦をPR。新ユニホームもお披露目し、シーズンに向けた強い意気込みを示した。

 新リーグはディビジョン1~3の3部制。東北唯一の参戦となる釜石SWは6チームによるディビジョン2に所属する。1月16日から4月10日までホーム&アウェー方式で10試合ずつ戦い、12チームで構成する最高峰のディビジョン1昇格を目指す。

 新ユニホームは、日本選手権7連覇を果たした前身の新日鉄釜石時代の赤を基調とし、ホームの釜石鵜住居復興スタジアム(釜石市)が描かれ、地域と共に震災復興を前面に戦う姿勢をアピールしている。

 北上市役所には桜庭吉彦代表理事兼ゼネラルマネジャー(GM)と中野裕太選手会長、高橋将展事務局長が訪れ、桜庭GMが新リーグ参加を報告。「SWらしく県民に誇りを持ってもらえる戦いをして、(ホームで)6000人のスタジアムを満員にしたい」と抱負を語り、新ユニホームを着用した中野選手会長も「新リーグで対戦相手のレベルも上がるが、しっかり結果を残して1番上のリーグに上がれるよう頑張りたい」と決意を語った。

 北上ではこれまでに、北上総合運動公園で公式戦を開催するなど釜石SWと深い縁があり、地元の釜石市に次ぐ2番目の訪問。髙橋市長は「地域のクラブチームとして、ぜひ頑張って1部(ディビジョン1)に上がってほしい」と期待した。

 釜石SWはこの後、金ケ崎町などを訪問。県内全33市町村を回りPRする。

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