花巻

道路予算確保訴え 大会開き決議採択 県整備促進期成同盟会【花巻】

道路予算の安定的、持続的な確保を訴えたいわての地域づくり・道づくりを考える大会

 県道路整備促進期成同盟会(会長・上田東一花巻市長)は10日、同市のホテル千秋閣で「いわての地域づくり・道づくりを考える大会」を開き、東日本大震災や台風災害からの速やかな復旧と復興、災害に強い道路ネットワークの構築に向け決議を採択し、道路予算の安定的、持続的な確保を訴えた。

 県高規格幹線道路整備促進期成同盟会、県道路利用者会議との共催。県内33市町村から首長、議会議長をはじめ国土交通省、県、県建設業協会など関係機関・団体から約220人が出席した。

 上田市長は席上、年内全線開通予定の復興道路を生かした地域活性化の取り組みや、「防災・減災、国土強靱(きょうじん)化のための5カ年加速化対策」による道路の防災機能強化と橋梁(きょうりょう)の老朽化対策などの必要性から「強靱な社会インフラの構築、産業・観光の発展、生活の利便性向上、ポストコロナ時代における地方創生には道路予算の安定的、持続的な確保が必要だ。大会を機により強く要望していく」と述べた。

 大会では、5カ年加速化対策など道路行政を取り巻く情勢について国交省道路局環境安全・防災課長の荒瀬美和さんが基調講演。釜石市で観光関連事業コーディネーターとして活躍し、現在は波力による再生可能エネルギー開発に取り組む細江絵梨さん、アイオー精密代表取締役社長の鬼柳一宏さん、御所野縄文博物館長の高田和徳さんが意見を発表し、信頼性の高い交通ネットワーク構築が物流の効率化、産業や観光、地域の振興につながると訴えた。

 また、決議では復興道路の完成と台風災害からの復旧・復興、5カ年加速化対策に必要な予算について通常予算とは別枠で確保すること、高規格道路の暫定2車線区間の4車線化とダブルネットワークの構築、国道4号2車線区間の4車線化推進とスマートインターチェンジ整備への支援など9項目の達成のために来年度道路関係予算について所要額を満額確保するよう求めた。決議は関係省庁などに提出する。

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