北上・西和賀

金賞へ音色、演技一体 全国出場向け発表会 マーチング・専北高吹奏楽部【北上】

マーチングバンド全国大会出場が決まり、発表会で一体感ある演奏と演技を見せる専大北上高吹奏楽部員

 北上市新穀町の専大北上高校吹奏楽部(及川陽花部長、部員64人)は12月11、12の両日、さいたま市で開かれる第49回マーチングバンド全国大会に2年ぶり13度目の出場を決めた。今月12日夜には、北上総合体育館で報告を兼ねたマーチング発表会が開かれ、部員たちは一体感ある演奏と演技を披露。目標の全国金賞へ決意をにじませた。

 予選となる第50回マーチングバンド・バトントワーリング東北大会は7日にリモートで審査が行われ、同部は高校の部で金賞を受賞。全国大会推薦3団体の一つに選ばれた。

 2021年も新型コロナウイルス感染拡大と県独自の緊急事態宣言で部活動が制限され、10月までチームの全体練習はなかなかできなかったという。指揮を執るドラムメジャーの朝倉花凜さん(3年)は「きれいな形で隊列と演奏を合わせるのが大変だった」といい、「短期集中」で仕上げた。

 同部はマーチングで全国大会の常連だったが、20年に連続出場が途絶えただけに、今年の全国に懸ける意気込みは強かった。朝倉さんは「(全国会場の)さいたまスーパーアリーナで演奏、演技をしたかった」と仲間の思いを代弁。リモート審査でも思いを一つに臨み、演奏や演技が総合的に評価された。

 発表会では、及川部長(3年)が全国大会出場を報告し「コロナで活動が制限される中、無事にできたのは支えてくださる皆さんのおかげ。皆さんに感謝とハッピーを届けたい」と謝意を示し、部員たちが感謝と希望をテーマとした「帆を上げて」や旗振りのショーを披露。ときわだい保育園や北上一輪車クラブの子供たちも賛助出演した。

 東北大会と同様、全国大会でも発表する「The Colors of Winter~厳冬の先に~」ではブラス、パーカッションの両セクション、旗振りのカラーカードが冬の厳しさに耐えた喜び、人の温かさを多彩に表現。力強く、息の合った音色に統率の取れたフォーメーション、華麗な旗振りで約600人の来場者を魅了した。

 メジャーリーダーの高泉蘭さん(3年)は「お客さんがたくさん来てくれてうれしい。ただ、全国に向けてもっとやらなければならないことがある」と気を引き締め、朝倉さんも「演奏面、行動面ともに東北代表としての責任を持ち、去年の悔しい思いをぶつけたい」と意気込む。及川部長は「専北で初の全国金賞へ、心を一つに頑張りたい」と決意を新たにしていた。

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