北上・西和賀

地場産食材 頬張り笑顔 小中学校などで記念給食 市の周年3事業【北上】

トリプルアニバーサリーお祝い給食を味わう南小の児童

 北上市教委は19日、市の三つの周年事業を記念した「トリプルアニバーサリーお祝い給食」を小中学校や幼稚園で提供した。二子さといもや北上産米など、地場産食材をふんだんに使ったメニューを子供たちがおいしそうに頬張った。

 提供されたのは17日が西部学校給食センター配送校(11施設、2357食)、19日は南部センター配送校(13校、3483食)と北部センター配送校(8施設、2361食)。

 南部センターの献立は、北上産新米ひとめぼれや米粉を使用したババロアみかんソース、ホウレンソウのおひたし、二子さといもの汁物、市観光キャラクター「おに丸くん」のイラスト入りメンチカツなど。南小学校(佐々木修校長)には「おに丸くん」や二子地区の「いも丸くん」も登場し児童が笑顔で味わった。

 髙橋みひろさん(2年)は「メンチカツもババロアもおいしかった。(農家には)おいしい野菜をたくさん作ってほしい」とにっこり。同センターの菊池恵理子所長は「トリプルアニバーサリーを給食でお祝いしたことをきっかけに、北上の農業や産業について興味を持ち、北上の魅力や文化をもっと学んでもらえたらうれしい」と話していた。

 トリプルアニバーサリーは「展勝地開園100周年」「第60回北上・みちのく芸能まつり」「市制施行30周年」の三つの節目を市内外にPRする記念事業で、同給食は地場産品を味わうことで古里に愛着を持ってもらおうと企画された。 

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