公園の照明、配線を点検 電設工業会 地域貢献活動【奥州】
奥州市電設工業会(千田新一会長、19事業者)の地域貢献活動は17日、同市水沢、江刺両地域の公園7カ所で行われ、電気設備点検と清掃に励んだ。
同会は市の公共工事の入札に参加している事業者で構成。フラワーロード美化活動や乙女川クリーンアップ行動などに参加しているが、コロナ禍で中止となり、2020年度から独自に地域貢献活動を行っている。
同日は9事業者から13人が参加。市役所江刺総合支所に集合後、3班に分かれ、水沢地域5カ所、江刺地域2カ所の現場に向かった。
このうち江刺地域の根岸公園では、参加者がトイレ内の照明のカバーを開けて蛍光灯やグロー、配線の状況を確認し、カバーなどの汚れを拭き取った。配電盤も点検して清掃した。
千田会長は「公園の設備点検はなかなか手が回らない所だと思う。地域で事業を行っていることへの恩返し。役に立つ活動を続けたい」と話した。