北上・西和賀

花園で年越しを 黒北主将、決意新た 全国高校ラグビー

髙橋市長(右から2人目)に全国大会への意気込みを示す(左から)及川校長と粕加屋主将、小田島監督(右)

 第101回全国高校ラグビー大会に本県代表として出場する黒沢尻北高の関係者は22日、北上市役所に髙橋敏彦市長を表敬訪問し、大舞台での必勝を誓った。

 同校は、10月24日に盛岡市のいわぎんスタジアムで行われた県大会決勝で黒沢尻工を31―7で下して7年ぶり6度目の優勝を飾り、東北ブロック枠で出場した前回に続き、2大会連続7度目の花園出場を決めた。

 市役所には及川浩純校長、ラグビー部の小田島康人監督、粕加屋完汰主将(3年)が訪れ、粕加屋主将は「1年間かけて体を鍛えてきたので、全国でもコンタクトで負けない。自分たちの持ち味の展開ラグビーを発揮し、目標の『花園で年越し』を達成したい」と決意を新たにした。

 同校は20、21の両日、北上総合運動公園でいずれも花園に出場する青森山田、秋田工、山形中央の3校と合同練習し、小田島監督は「前に出る意識を出すことができ、徐々に良くなってきた。あとは連係を高めたい」と手応えを示す。12月上旬は福島県への遠征を予定しており、全国大会に向けてコンディションを上げる。

 髙橋市長は「合同練習で本大会に向けて修正点も見つけたと思う。ぜひ頑張ってほしい」と激励した。

 全国大会は来月27日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。組み合わせ抽選会は来月4日。

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