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岩大 学食に「南部一郎」 期間限定特別メニュー 「甘くとろける」

骨寺村荘園カボチャ研究会が栽培した「南部一郎かぼちゃ」を使った特別メニューを味わう学生

 盛岡市の岩手大にある学生食堂で23日、一関市厳美町本寺地区などで栽培されている特産「南部一郎かぼちゃ」を使った特別メニューの提供が始まった。ピザやサラダなどにカボチャの甘みを生かしたメニューが期間限定で登場し、学生らが舌鼓を打っている。

 南部一郎は鶴首のような独特な形と糖度の高さが特徴。同大の学生が同地区で収穫体験したことを縁に、9年前から学内の食堂で南部一郎を使ったメニューを毎年提供している。

 今年は生産者から昨年と同量の170キロが大学生協に出荷され、学内にある3カ所の食堂で材料がなくなるまで提供される。このうち中央食堂では、ピザと天ぷら、豚汁、シチューの4種類を提供。23日は骨寺村荘園カボチャ研究会の佐藤弘征会長(77)が訪れ、メニューを味わいながら学生らと懇談した。

 南部一郎を初めて食べるという農学部2年の遠藤駿太さん(19)=盛岡市=は「普通のカボチャよりずっと甘くて、とろっとして口の中で甘さが広がる」と味わい、佐藤会長は「学生が情報の発信源となり、認知度も高まっている。今後も学生との交流を続けていきたい」と話した。

 齊藤拓也食堂統括店長(32)は「地場食材で作った料理を学生に食べてもらい、岩手の魅力を知るきっかけにしてほしい」とした上で、コロナ禍で学生による収穫体験がこの2年間かなわなかった事情を踏まえ、「来年こそは学生が一関で収穫したカボチャを仕入れる流れを復活させたい」と願っていた。

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