花巻

「迫力」旅客機に興奮 小学生参加し航空教室【花巻】

児童がいわて花巻空港エプロンで国内便見学などを楽しんだ子ども航空教室

 県空港ターミナルビル主催の子ども航空教室は23日、花巻市東宮野目のいわて花巻空港で開かれた。参加した県内外の小学生たちが定期便航空機の見学などを楽しみながら、空港業務に理解を深めた。

 同空港を身近に感じてもらうことなどが目的で、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止したため2年ぶりの開催となった。

 小学生25人が参加。普段は立ち入ることができないエプロン(駐機場)エリアでの国内便見学をはじめ、同空港に乗り入れるフジドリームエアラインズ(FDA)社員による航空教室などが実施された。

 旅客機を間近で見学した児童たちは大興奮。翼から給油する様子などをカメラで撮影し、滑走路から離陸する旅客機に手を振って見送った。

 航空教室では、搭乗までの手続きやグランドハンドリングの業務内容なども学習した。

 盛岡市の武田優介君(10)は「近くで見る飛行機はとても迫力があった。将来は飛行機や空港に関わる仕事をしたい」と夢を膨らませていた。

 県空港ターミナルビル総務部の菊池利光参事兼業務課長(63)は「子ども航空教室は地域貢献の一環でもある。いわて花巻空港に興味を持ってもらい、大人になってからたくさん利用してもらいたい」と話していた。

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