花巻

ハクサイ抱え笑顔 南城小児童ら収穫 賢治 下ノ畑【花巻】

大きく育ったハクサイを収穫する南城小の3年生

 花巻市の宮沢賢治「下の畑」保存会(菅野將勝会長)は26日、同市桜町の「下ノ畑」でハクサイの収穫を行った。ハクサイは「東北復興宇宙ミッション2021」の一環で国際宇宙ステーション(ISS)へ打ち上げられ、地球に帰還した種子から育てられたもの。同日は会員のほか、地元の南城小学校の3年生76人も作業に加わり、児童たちが大きく実ったハクサイを抱えて笑顔を広げた。

 同保存会は10年ほど前から下ノ畑でハクサイの植栽活動を続けており、今季は苗約600株を植栽。同日は会員と同保存会にハクサイの種子を提供した明成高校(宮城県)の関係者ら約90人で作業に当たった。

 会員がナイフを使って根元を切り取った後、児童たちがみずみずしく成長したハクサイを次々と収穫。重さは1個2~3キロで、抱きかかえると「すごく重い」「中身がぎっしり詰まってる」などと歓声を上げていた。

 紺野結実さん(9)は「ハクサイは大好き。大きいのが取れてうれしかった。宇宙に行った種で育てたものなので、きっとおいしい」と期待を膨らませていた。

 ハクサイは児童が持ち帰ったほか、給食でも味わう予定。同保存会を通じて、地元の高齢者施設にも贈られるという。

 菅野会長(82)は「今年は天候不順が続き、あまり大きく育たなかったが、宮沢賢治や宇宙にゆかりがあるハクサイ。大切に食べてほしい」と願っていた。

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