北上・西和賀

待望の初滑り満喫 今季営業がスタート 夏油高原スキー場【北上】

待望の初滑りを楽しむスノーボーダー=27日、北上市和賀町・夏油高原スキー場

 県内のトップを切って27日、北上市和賀町の夏油高原スキー場が今シーズンの営業を開始した。初日から仲間同士や家族連れなど大勢のスキーヤー、スノーボーダーが繰り出し、新雪のゲレンデで初滑りを満喫。スキーシーズンの幕開けを告げた。

 同スキー場では23日夜から雪が降り続き、十分な雪量が確保できたことから予定通り27日にスタート。県内をはじめ東北、関東圏などからも待ちわびたスノーボーダーらが来場し、メインの第1ゴンドラは長蛇の列となった。

 滑走可能なコースは一部だったが来場者は山頂から待望の初滑りを楽しみ、思い思いのシュプールを描いた。宮城県栗原市金成の阿部浩之さん(44)は「昨年は12月に入ってからだったが、今年は早く滑れてよかった。雪は少し湿っていて重いが、滑りやすかった。やはり岩手の雪質はいい」と満足そう。娘のまつりさん(金成小中学校4年)は「スノーボードは楽しいし、気持ちよかった。また来てうまくなりたい」と笑みを浮かべた。

 村松麻人支配人は「期待していただいたお客さんのためにも、予定通りオープンできてよかった。雪は少し重ためだが、いいゲレンデコンディションでオープンできお客さんにも満足いただけたと思う」と手応えを語った。

 ゲレンデの積雪は同日午後4時現在山頂で160センチ、山麓でも95センチに達し、28日は滑走可能なコースを拡大。12月18日からナイターを始め、今季は2022年5月8日までの営業を予定している。

 同スキー場は昨季、新型コロナウイルスの影響で来場者は前季を35%下回る7万4650人にとどまった。今季も海外客が望めない中、豊富な雪量とパウダースノーで「豪雪夏油」をうたい、林間を滑るツリーランコース、土日・祝日限定で誰もいないゲレンデでいち早く滑る「ファーストトラック」などで売り込み10万人台回復を目指す。

 県内では27日、八幡平市の安比高原スキー場も今季の営業をスタート。12月以降、県内各地のスキー場も順次オープンが見込まれ、本格的なスキーシーズンに入る。

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