奥州・金ケ崎

国際舞台会心の演武 オンライン型空手道大会・12~14歳女子 小原さん(極真会館岩手道場)優勝【奥州】

初開催の国際オンライン型競技空手道選手権大会で優勝した小原さん

 国際空手道連盟極真会館の総本部岩手道場に所属する小原一花さん(奥州市立江刺第一中学校3年)は、今年初めて開かれた2021国際オンライン型競技空手道選手権大会の12~14歳女子の部で優勝した。国際大会を制したのは2度目。動画を応募し審査を受ける前例のない大会ながら、県内の指導者からのアドバイスも力とし、洗練された演武で勝利をつかんだ。

 大会は同会館(松井章奎館長)が主催。新型コロナウイルスの影響で例年の大会をオンラインとし、部門ごとに指定された型に取り組んだ動画を審査する方式とした。

 小原さんは本県代表として6月の予選に臨み、部門では国内から6人の決勝進出者に選ばれた。7月末の決勝は「撃砕その3」を課題に7カ国の31人で競い、審査の結果、9月に優勝が発表された。「模範の演武を忠実に再現することを重視して練習できた。自分の中では一番の型となり、優勝できてすごくうれしい」と喜びを語った。

 オール岩手で優勝を勝ち取ろうと、県内各道場の指導者らも結束。インターネットや動画などを通じた指導により演武の向上を支えた。小原さんが複数の指導者から集中的に指導を受けるのは初めてで、「一番うまくできたと思ってもすぐに新たな課題が生まれたが、たくさんアドバイスを受けうまくなっていると実感もできた」と振り返る。

 兄に続いて5歳から空手を始め、北上道場に通っている小原さん。高校でも競技を続けるといい、「型の方が得意だが、やはり極真のメインは組手。筋力、体力を付けて挑戦したい」と今後を展望した。

 小原さんは11月29日に市役所を訪問。小沢昌記市長は「確実に一つのステップを踏んだ。モチベーションを高く、競技を続けられる限り極めてほしい」と今後に期待を寄せた。総本部岩手道場の松村典雄責任者は「優勝は岩手の指導員みんなの喜びだった。小原さんの活躍で道ができたので、後輩たちも今後挑戦をしてくれるのでは」とたたえた。

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