北上・西和賀

伝統文化 次代へ継承 民舞踊協発表会【北上】

子供たちも練習成果を披露した北上民舞踊協会発表会

 第31回北上市民芸術祭参加の第39回北上民舞踊協会発表会(市芸術文化協会など主催)は11月28日、同市さくら通りの市文化交流センターさくらホールで開かれた。加盟4団体の会員が一堂に会して49演目を披露し、一層の上達を誓った。

 いずれも市内で活動するやよい会(和賀千代里会主)、歌亨会(水木歌亨会主)、千寿会(菊城泉三香会主)、舞稲会(髙橋稲子会主)の会員や地方(じかた)ら約80人が出演した。

 自らが作詞作曲して歌う会員、未就学児や児童による演目のほか、複数団体が同じ曲で共演する一幕もあり、訪れた観客を楽しませた。東京五輪が開催されたことにちなみ、フィナーレは出演者全員による東京音頭で締めくくった。

 会場ではプレゼントが当たる抽選会が行われ、福祉団体に寄付する募金活動も展開。同協会は社会福祉の向上に貢献しているとして、市社会福祉協議会設立30周年記念感謝状を受けており、和賀八千代会長は「勉強した成果を発表する場で、福祉としての活動も認められた。日本古来の伝統文化を守り、後継者をつくって次代につなげていきたい」と話していた。

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