一関・平泉

年越し準備 早くも 平泉・達谷窟毘沙門堂 鳥居へしめ縄取り付け

達谷窟毘沙門堂の参道に並ぶ鳥居で行われたしめ縄の取り付け作業

 平泉町の達谷西光寺(達谷窟敬祐別当)にある達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂で2日、早くも新年を迎える準備が行われた。本尊として祭る毘沙門天の1年最後の縁日に合わせて毎年この日に「御年越祭」が営まれることから日本で一番早い年越しともいわれており、境内にある三つの鳥居にしめ縄が取り付けられた。

 しめ縄は大きいもので長さ約8メートル、中央の最も太い部分で周囲70センチもあり、参道入り口に建つ一之鳥居から毘沙門堂そばの三之鳥居まで参道に並ぶ3基の鳥居に設置。しめ縄を作った関係者らがはしごに上って鳥居に固定した後、神聖な場所を表す紙垂(しで)を一之鳥居のしめ縄から7、5、3枚ずつ取り付け、さらに紙垂を囲うようにわらでできた房を8、6、4本ずつつり下げて仕上げた。

 しめ縄作りに続いて取り付け作業にも携わる髙橋長二さん(74)=平泉字北沢=は「今年のしめ縄も立派に仕上がった。日本一早い年越しを迎えることができ、来年も体に気を付けながら生活したい」と語った。

 同日夕の毘沙門堂での御年越祭は、鏡餅を二つ並べて供えた上で営まれた。

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