一関・平泉

室根青年部が最優秀賞 立て看板コンクール JA平泉

第8回JAいわて平泉青年部立て看板コンクールで最優秀賞に輝いた室根青年部の「大興奮!!」

 JAいわて平泉青年部協議会(大住正樹会長)を構成する各青年部が制作した立て看板の2021年度コンクール最終審査は7日、一関市竹山町の同JA本店で行われ、最優秀賞は本県出身で米大リーグで活躍する大谷翔平選手を題材にした室根青年部の「大興奮!!」に決まった。デザイン賞には藤沢青年部の「禁断の果実」、アイデア賞には川崎青年部の「めざせ!食の金メダル!!」、努力賞には大東青年部の「未来へつなごう明るい農業」がそれぞれ選ばれた。

 コンクールは農業の大切さや素晴らしさをアピールしようと開かれており、8回目の今回は八つの青年部(支部を含む)が8点を出品。大きさが縦横いずれか1・8メートル、90センチの大きさで作られた看板は各地域に8月末から設置されたほか、同JA広報誌に掲載し、郵送やファクス、メール、同協議会公式フェイスブック、イベント会場でも11月7日まで投票を募った。

 最終審査は同JAの佐藤鉱一代表理事組合長らが審査員を務め、一般からの投票と合わせて各賞を選出。最優秀賞に輝いた室根青年部の看板は「米」を表す背番号88にバットとグローブを持ったコメ粒を大谷選手に見立て、「全米大興奮!!」「安心と安全の二刀流!!」などの見出しを添えた。

 講評で佐藤組合長は「大谷選手やオリンピック、SDGs(持続可能な開発目標)など、今年の出来事などを反映させて農業をPRしたものが多かった。今後も各青年部の活動を通して地域の活性化につなげていってほしい」と語った。

 審査後には一般投票者にリンゴジュース1ケースが当たる抽選会も行われ、全投票57通から東京都在住者を含む10通が選ばれた。

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