県内外

荒木氏 本県の魅力語る 達増知事と対談 マンガ郷いわて表彰式

リモートで達増知事から功績をたたえられる荒木氏(左)

 県主催の第6回「マンガ郷いわて特別賞」の表彰式が19日、盛岡市内で行われ、「東北復興平泉宣言」のイメージイラストなどを制作し、東日本大震災からの復興、県の魅力発信に貢献した漫画家荒木飛呂彦氏(61)の功績をたたえた。達増拓也知事との対談も行われ、荒木氏がイラストに込めた思いや、自身の漫画にも反映されているという本県の魅力について語った。

 特別賞は漫画を通じ、本県の魅力発信に貢献した個人などを毎年表彰している。荒木氏は「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズを30年以上にわたり連載。2011年に世界遺産平泉の理念と震災復興を盛り込んだ「東北復興平泉宣言」、16年に希望郷いわて国体・希望郷いわて大会記念の「いわて人間讃歌」のイラストを迫力あるタッチで描いた。

 新型コロナウイルスの影響を考慮し、荒木氏はリモートで式に出席。達増知事との対談で、本県関連の仕事を振り返った。「東北復興平泉宣言」のイラストについては、「平泉は友達が住んでいたり、遠足で行ったこともあって子供の頃から身近な場所。歴史を踏まえて描くのは大変だったが、漫画家として冒険できたし楽しい仕事だった」と語った。

 「ジョジョ」連載当初からのファンという達増知事は、「奥州藤原氏は誇り高き血統で、(『ジョジョ』に登場する)ジョースター家と同じところもある。イラストが特別に位置付けられる仕事となってうれしい」と喜んだ。

 荒木氏は岩泉町の「龍泉洞」を訪れたほか、妖怪をテーマに遠野市の「カッパ淵」などを取材。自身の漫画にも影響している部分があると語った上で、「岩手は特別にファンタジーで、想像力をかき立てられる魅力がある。そういう魅力を大切にしてほしい」と呼び掛けた。

 県主催の第11回「いわてマンガ大賞」の表彰式も行われ、大賞の369(ミロク)さん(大船渡市)ら受賞者17人をたたえた。

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