奥州・金ケ崎

みこ装束に照れ笑い 奥州・水沢駒形神社 年明け向け説明会

みこの装束を試着する高校生ら

 奥州市水沢の駒形神社(山下明宮司)で年末年始にみこを務める高校生らを対象にした説明会が19日、開かれ、おはらいを受けた高校生らが本番に向けて白衣と緋袴(ひばかま)を試着した。

 同神社では2022年の年明けに向けてみこの希望者を募り、50人が務めることになっている。説明会には高校生、大学生33人が出席し、仕事内容や勤務体制について聞き、おはらいを受けた。

 その後、山下宮司らの指導で白衣と緋袴を試着。高校生らは「白衣は左前で」「袴はひもの長い方が前」「袴を締めるリボン結びはこうする」などと説明を受けながら憧れの装束に身を包んだ。

 初めてみこを務める菊地清花さんと佐々木桜さん(ともに前沢高校1年)は「いつも外側から見ていて憧れていた。みこさん姿でいよいよ内側に入れるのがうれしい」と喜んでいた。

 同神社でのみこ奉仕は、破魔矢の作製が行われる27日から年明け1月16日まで。山下宮司は「元気で頑張ってくれることに期待している。みこを務める経験を通して地元の良さを知ってもらいたい」と話している。

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