一関・平泉

ラジオ体操これからも 長島小(平泉)が全国コン奨励賞

奨励賞受賞を喜ぶ長島小保健体育委員会の児童たち

 平泉町立長島小学校(八木橋信也校長、児童79人)は、第8回全国小学校ラジオ体操コンクールで奨励賞に選ばれた。県内から唯一の入賞で、ラジオ体操を率先して行う保健体育委員会の児童たちは同体操の継続を誓っている。

 かんぽ生命保険が主催する同コンクールは、小学生がラジオ体操をする機会を増やし、健康増進につなげてもらうことが狙い。新型コロナウイルスの影響で2020年(第7回)は中止となり、今回は2年ぶりの開催で、技術、取組の2部門に全国約400校・チームが参加した。

 長島小では運動会や体育の授業の始まりの準備体操にラジオ体操(第一)を取り入れ、保健体育委員会の4~6年生10人が先頭に立ってお手本として他の児童を指導している。

 同コンクールは初めての参加で、委員会が行っているラジオ体操をはじめ、運動会など校内での活動の様子を撮影し編集した動画を応募。26校・チームが受賞した奨励賞に選ばれた。

 表彰状の伝達は17日、同校で行われ、かんぽ生命盛岡支店の中村尚道支店長が八木橋校長と児童に表彰状や記念品を手渡した。中村支店長は「ラジオ体操が国民保健体操として始まり、今年で92年。これからも体操に取り組み、来年もコンクールに挑戦してほしい」と語った。

 同委員会前委員長の千葉絢士郎君(6年)は「初めて応募したコンクールに入賞できてうれしい。ラジオ体操を続けたい」、現委員長の小埜寺一華君(5年)も「これからもラジオ体操をしっかりとやっていきたい」と誓っていた。

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