北上・西和賀

ベスト16へ勇往邁進 黒沢尻北、28日初戦 全国高校ラグビー

2大会連続7度目の花園に臨む黒沢尻北高ラグビー部

 第101回全国高校ラグビー大会(27日開幕、大阪・花園ラグビー場)に本県代表として北上市の県立黒沢尻北高校が出場する。出場枠が拡大された100回の記念大会に続き、2大会連続7度目の大舞台に臨む黒陵フィフティーンは、前回の悔しさを糧に相撲トレーニングを取り入れて鍛え上げてきた。目標は「花園で年越し(ベスト16)」。コンタクトの強さと持ち味の展開力を生かして勇往邁進(まいしん)する。

 日本航空石川に3―61。現チームは、初戦敗退を喫した前回の花園の雪辱を誓いスタートした。全国常連校の重量とパワーに屈した経験を踏まえ、四股、すり足、押し込みといった相撲の稽古メニューを新たに導入。それから1年間、欠かすことなくウオーミングアップで取り組んできた。

 筋力を付けたり股関節の柔軟性を高めたりするだけでなく、力の入る低い姿勢を維持することが狙い。その成果は実戦で表れた。足を開いて重心を落とす体勢が身に付き、体格の大きい相手にも攻守で当たり負けしなくなった。バックス陣は走り込みを強化し、ラインスピードやパスの精度に自信を深める。

 5月の県高総体を制したチームは花園の県予選でも地力を見せ付け、決勝は黒沢尻工との北上勢対決を制して7年ぶり6度目の優勝を飾った。個々の能力を引き上げ、そこから全体の連係を高めることで、もう一段レベルアップ。県決勝では押し込まれた時間帯に声を掛け合い、流れを引き寄せるなど一体感が光った。

 前回は県予選決勝で敗れ、東北6県の準優勝校によるトーナメントを勝ち抜いて全国切符をつかんだが、今回は県王者としての誇りがチームを支えている。初戦は28日、対戦相手は4大会連続20度目出場の札幌山の手(南北海道)だ。

 粕加屋完汰主将(3年)は「詰め切るディフェンスや、アタックでより外にボールを運ぶことなど新しいことにも取り組んできた。相手は大きい選手が多いが、低いタックルと前に出るディフェンスで抑え、展開ラグビーでグラウンドを大きく使いトライを取りたい」と静かに闘志を燃やす。

◆黒沢尻北メンバー(敬称略)
ポジション 氏名   学年  身長    体重   出身中学
FW   高橋  葉 3年 171センチ 83キロ 和賀西
     天瀬 陽平 3年 175センチ 91キロ 滝沢南
     谷地 太陽 2年 176センチ 94キロ 紫波一
     菊池 南翔 3年 177センチ 79キロ 東陵
     細川  聖 2年 180センチ 91キロ 紫波一
     細田 次大 2年 169センチ 77キロ 滝沢南
     佐藤 寛太 3年 169センチ 67キロ 北上
     伊藤 和希 2年 178センチ 83キロ 上野
HB   小林 俊太 2年 170センチ 63キロ 紫波一
     粕加屋完汰 3年 175センチ 80キロ 飯豊
TB   佐藤 亨哉 3年 169センチ 69キロ 上野
     及川 楓雅 3年 176センチ 73キロ 上野
     斉藤 大翔 3年 167センチ 69キロ 紫波一
     高橋  珀 2年 170センチ 65キロ 紫波一
FB   小野寺桜飛 2年 173センチ 63キロ 金ケ崎
リザーブ 三上 祐右 1年 172センチ 94キロ 甲子
     兵澤 大空 2年 171センチ 87キロ 紫波一
     及川 一磨 3年 168センチ 84キロ 花泉
     小原 和真 1年 176センチ 64キロ 江釣子
     佐藤  昊 2年 176センチ 74キロ 紫波一
     浅沼 玲音 2年 161センチ 67キロ 遠野西
     昆  祥太 2年 168センチ 70キロ 紫波一
     千葉 悠生 1年 169センチ 62キロ 江釣子
     高橋 希童 2年 166センチ 63キロ 江釣子
     千田  響 3年 173センチ 67キロ 北上・南
     鈴木 丸太 1年 166センチ 62キロ 上野
     虻川 大輔 1年 170センチ 77キロ 北上
     高橋 琉政 2年 164センチ 65キロ 北上・南
     山谷 悠李 3年 176センチ 73キロ 上野
     安原 千里 2年 172センチ 70キロ 北上

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