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北東北の誘客促進 来夏、大型観光企画 JR東

北東北3県で展開される大型観光キャンペーンのロゴマーク(JR盛岡支社)

 JR東日本は、2022年7~9月に本県と秋田、青森の北東北3県を重点販売地域に指定し、大型観光キャンペーンを実施する。自治体などと連携し、世界遺産に登録された一戸町の御所野遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」や地域の夏祭りをPR。新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ観光需要を喚起し、誘客を促進する。

 期間中は、21年度に東北6県で展開した大型観光企画「東北デスティネーションキャンペーン(DC)」のレガシー(遺産)を引き継ぎ、地元自治体や観光関連事業者が一体となり北東北の魅力を発信する。

 キャッチコピーは、「ドキドキ、キタキタ、北東北」。縄文遺跡群をイメージさせる土器(ドキ)のほか、観光を楽しむ心の高揚、東北という日本の北(キタ)のさらに北に位置していること、北東北の魅力への期待感を表現した。

 キャッチコピーを踏まえたロゴマークも決定。「北」「東」「北」の中に散りばめた青、赤、緑の三色のハートで、北東北の海や川、みちのくの桜、おもてなしの心、豊かな自然などを表している。

 企画の詳細は今後詰めるが、ロゴやキャッチコピーを活用しながら、世界遺産、夏祭り、歴史・文化、自然・絶景、酒・食といった北東北ならではの強みを生かしたプロモーションを実施する予定。JR盛岡支社などは「首都圏はもちろん、互いの県のリピーターも各県の新しい発見ができるようなキャンペーンを展開する」としている。【時事】

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