職員の労苦ねぎらう 金ケ崎町 仕事納め式
官公庁などで28日、2021年の仕事納め式が行われた。花巻、奥州両市と金ケ崎、西和賀両町でも、対面やオンラインで実施。長引く新型コロナウイルスへの対応などに尽力した職員の1年の労苦を首長がねぎらい、新年からの業務にも期待を寄せた。
このうち金ケ崎町役場での仕事納め式には、課長級をはじめとする職員約70人が出席した。
訓示で髙橋由一町長は、大雪被害への対応、町城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区の国選定とエミリィ・ディキンスン資料センターの両20周年記念事業など、町政の今年を回顧。特に新型コロナワクチンの接種については「総力を挙げて取り組んでいただき、スムーズな実施で町外からも評価を受けた。住民への最大の奉仕で、大きな実績、力にもなった」と強調した。
最後に「場面ごとに職員の熱意や協力、支援で成果を生み、コロナ禍の難しい時代ながら対応能力を見せてくれた。行政サービスの向上で信頼される役場になれた。労苦に感謝申し上げる」と述べた。
県南の市町のうち、北上市は例年仕事納め式を行っていない。