奥州・金ケ崎

高評価海外展開へ弾み サンフランシスコ・国際ワインコンペ日本酒部門 ダブルゴールド受賞 岩手銘醸「純米大吟醸奥州ノ龍」

ダブルゴールドを受賞した「純米大吟醸 奥州ノ龍」を掲げる岩手銘醸の及川専務(左)と杜氏の三浦さん

 奥州市前沢字新町の造り酒屋岩手銘醸(及川啓子代表取締役)の日本酒「純米大吟醸 奥州ノ龍」は、米国カリフォルニア州で開かれた国際的な品評会サンフランシスコ・インターナショナル・ワインコンペティションの日本酒部門で最高ランクの賞「ダブルゴールド」を受けた。2021年から米国輸出を始めた中での受賞に、胸を張って海外展開を進める。

 同コンペは1980年に始まり、2021年は11月に開催。全部門で計2500点以上が出品された。同社は前沢出身者が経営する現地のスズキ・マーケティングを通じて初出品。同部門では同社以外に4点がダブルゴールドを受賞した。

 「純米大吟醸 奥州ノ龍」は17年に輸出の主力商品として誕生した。同市産の酒米・結(ゆい)の香を使用し、フルーティーな香りとすっきりとした甘口が特徴。同コンペでは各項目の合計評価が100点満点中96点で、満場一致でゴールド以上の評価を受けるダブルゴールドに選ばれた。「奥州ノ龍」シリーズでは純米吟醸と特別純米も上から3等級のシルバーに入賞した。

 同社の杜氏三浦健太郎さん(36)は「輸出の主力として立ち上げたブランドが評価されうれしいが、まだ始まったばかりでもある。岩手の酒を世界に広めていきたい」と喜んだ。

 米国輸出は2月に始まり、10月までに1万本以上を出荷。「奥州ノ龍」は日系スーパーや飲食店、EC(電子商取引)サイトなどで取り扱われている。22年は計8州で展開する計画。及川順也取締役専務(35)は「海外展開では輸出先の国のコンクールで入賞することが大切。米国でも売り上げを伸ばしていける確信を得た」としている。

 「純米大吟醸 奥州ノ龍」は現在品切れ中で、来月中旬から店頭販売を再開予定。同社ホームページで購入予約を受け付けている。

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