リモートワーク拠点に 北上、一ノ関駅へ1人用個室 JR盛岡支社
JR盛岡支社は、北上、一ノ関両駅にブース型シェアオフィス「ステーションブース」を開設した。リモートワークに必要なモニターや無線通信Wi―Fi(ワイファイ)を備えた1人用個室で、15分250円(税別)で利用できる。
ステーションブースの開設は、JR東日本がテレワークやウェブ会議など多様化する働き方をサポートするためのシェアオフィス事業「STATION WORK」の一環。本県では2021年3月に盛岡駅に初めて設置され、今回で計3カ所となった。
ブースは先月21日、両駅に1カ所ずつ開設。いずれも内部には机と椅子、電源(2口)、USBコンセント(1口)、空調、モニター、Wi―Fiを備えている。ウェブ会議などで活用できるよう、音が漏れにくい構造となっている。
利用時間は両駅とも午前7時~午後9時30分。「STATION WORK」の専用ウェブサイトで法人会員登録すると事前予約が可能になる。空きがあれば、登録なしで利用できる。支払いは会員登録でのクレジット払いか、ICカード「Suica(スイカ)」で行う。
同支社は「コロナ禍のリモートワークや、出張先での作業などに活用してほしい」としている。