一関・平泉

一関修紅初戦突破ならず 春高バレー 日本航空に0―2

男子1回戦・日本航空―一関修紅。第1セット、スパイクを放つ一関修紅の中澤=5日、東京体育館
女子盛岡誠桜も

 第74回全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)は5日、東京都の東京体育館で開幕した。初日は男女の1回戦が行われ、本県男子代表の一関修紅(3年ぶり13度目出場)は日本航空(山梨、20年連続20度目出場)に0―2で敗れ、初戦突破はならなかった。

 一関修紅は第1セット、終始追う展開を強いられた。アウトサイドヒッター(OH)細川渉夢(3年)の相手ブロックを揺さぶる強烈なスパイクやOH中澤歩夢(2年)、セッター石川愛礼(2年)のブロックポイント、さらにミドルブロッカー及川侑哉(3年)の速攻で追い上げを見せたものの、20―25で落とした。

 反撃を期す第2セットだったが、相手の速い攻撃に苦戦。流れを引き寄せることができないまま迎えた終盤、オポジット北條喬介主将(3年)のブロックアウトを狙ったサイド攻撃などで食らい付いたが、12―25。一度もリードを奪えないまま押し切られた。

 髙橋昇禎監督は「春高の舞台は雰囲気が全然違う。場慣れしていない分、動きがとにかく硬かった。やっぱり難しい」と悔しさをにじませながらも、「相手が良かったのは間違いないが、普通にやれないこともなかった。チーム力の底上げをして、必ずまたここに戻ってくる」と前を見据えた。

 女子代表の盛岡誠桜(2年ぶり26度目出場)は、福井工大福井(福井、2年ぶり7度目出場)に0―2で敗れた。

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