小林陵侑 総合V ジャンプ週間 日本勢初2度目
【ビショフスホーフェン(オーストリア)時事】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は6日、オーストリアのビショフスホーフェンで伝統のジャンプ週間最終第4戦を兼ねた個人第13戦(HS142メートル、K点125メートル)が行われ、小林陵侑(盛岡中央高―土屋ホーム)は5位に入り、3季ぶり2度目のジャンプ週間総合優勝を果たした。2度目の総合優勝は日本勢で初めて。【8面に関連】
2018~19年シーズンのジャンプ週間で、史上3人目の完全優勝(4戦全勝)を達成した小林陵は、史上初となる2度目の完全優勝はならなかった。3連勝で臨んだ最終戦は2回とも133・5メートルで合計277・8点だった。W杯の連勝は4で止まった。ダニエル・フーバー(オーストリア)がW杯初勝利を挙げた。
佐藤幸椰は今季自己最高の4位、小林潤志郎(盛岡中央高―東海大―雪印メグミルク)は14位。佐藤慧一(雪印メグミルク)は2回目に進めず45位だった。
伊東大貴(雪印メグミルク)と中村直幹(フライングラボラトリー)は予選落ちした。
小林陵侑 1本目にしては良かった。(本戦は)けがなく2本飛びたい。良いジャンプをしたい。