奥州・金ケ崎

家族への感謝 手紙につづる 奥州市成人式

883人が出席した奥州市の成人式

 奥州市では新成人883人が出席し、市文化会館(Zホール)で式典と記念行事が行われた。

 2020年度はウェブ配信で行われたことから一堂に会しての式典は2年ぶり。今年度成人式の対象は、01年4月2日~02年4月1日に生まれ、市内の中学校卒業者をはじめ現在同市に住民登録している1178人。開催に当たり、新型コロナ感染防止対策として▽新成人は21年11月30日までに申し込んだ人のみ出席▽入退場口、受け付けの分散▽来賓の制限―を実施した。

 式典では、新成人を代表して成人式実行委員会の千葉諒委員長が「成人は大人への第一歩を踏み出す通過点。大人とは何かと日々模索しながら精進する」、門脇安優副委員長が「周りから期待される社会人となれるよう、自分にとっての大人を追求する」とそれぞれ誓った。

 小沢昌記市長が「夢、目標を実現することを期待する」と式辞。「国歌」「市民のうた」を静聴し、成人式実行委員が市民憲章を朗読した。

 記念行事では、恒例となっている「家族からの手紙、20歳からの手紙」が行われ、家族代表が登壇して新成人のこれまでを振り返り、はなむけの言葉を掛けた。新成人は、配られた一筆箋に向かって家族への思いをしたためた。

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