奥州・金ケ崎

金ケ崎町 消防出初式

2年ぶりの出初式で金ケ崎町役場前を分列行進する町消防団員

 金ケ崎町消防出初式は9日、町役場前と町文化体育館を会場に行われた。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止され、2年ぶりの開催。町消防団員らが分列行進を通し、火災をはじめとする災害から地域を守る心意気を示した。式典では長年の活動など功績のあった延べ7団体79人を表彰した。

 式は町や同団などが主催。新型コロナ対策で規模縮小を決めていたが、8日に隣の奥州市で患者が確認されたのを受け、式典の短縮や町外からの来賓の制限などさらに対策を強化した。

 分列行進には団員ら170人が参加し、消防車両も交えて役場の周辺を一周。きびきびとした動作で練り歩いた。同体育館に会場を移しての式典では、統監の髙橋由一町長が「予期せぬ災害の恐れがある中、消防団をはじめとする関係者のエネルギーで力のある町に育てていただきたい」と式辞。千葉正男団長は「多様化する災害に対応できるよう知識・技術を高め、新しい時代に即した消防団として一歩を踏み出せる年にしたい」と訓示した。

 檀上では町長、県消防協会胆江地区支部長、町消防団長による各表彰が行われ、代表者が受領した。

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