年度代表馬にエンパイアペガサス 岩手競馬
岩手競馬の2021年度代表馬等選考委員会(加藤久智委員長)は12日、盛岡市の盛岡競馬場で開かれ、年度代表馬にエンパイアペガサス(牡9歳、佐藤信廣馬主、佐藤祐司調教師)を選んだ。
◇ ◇
エンパイアペガサスは、今季の成績が6戦2勝で獲得賞金は990万円。みちのく大賞典での勝利に加え、岩手最長距離重賞の北上川大賞典で2着に大差をつけて圧勝したことなどが評価された。
馬事文化賞には、IBC岩手放送のラジオ番組「いわて想い出の名馬館」を選出した。岩手競馬の名馬や名手を過去の実況音声とともに振り返るIBCラジオ制作の番組。10年間に872回の放送で名馬69頭を紹介し、ドラマ性や歴史を伝える内容で競馬の魅力を次世代につなぐ役割を果たした。
各部門表彰馬は次の通り。
▽2歳最優秀馬=カクテルライト(牝3歳、長澤茂馬主、小西重征調教師、6戦2勝)▽3歳最優秀馬=リュウノシンゲン(牡4歳、蓑島竜一馬主、菅原勲調教師、4戦3勝)▽4歳以上最優秀馬=エンパイアペガサス▽最優秀ターフホース=ナイトオブナイツ(牡9歳、星加浩一馬主、三野宮通調教師、8戦2勝)▽最優秀牝馬=ゴールデンヒーラー(4歳、平賀敏男馬主、佐藤祐司調教師、8戦3勝)▽最優秀短距離馬=キラットダイヤ(牝5歳、小林祐介馬主、板垣吉則調教師、5戦4勝)