一関・平泉

一面の銀世界 かんじきハイク 涌津小児童ら体験・厳美【一関】

かんじきを履き雪山を元気に進むわくわく移動教室の参加者

 一関市花泉町の涌津市民センターが開設する放課後子ども教室と学びの土曜塾合同「わくわく移動教室」は15日、同市厳美町のいちのせき健康の森などで開かれ、参加した児童らがかんじき体験やそり遊びなどの雪遊びを満喫した。

 同教室を利用する涌津小学校の児童や、涌津ユースアシストとして活動をサポートする涌津地区の高校生メンバーら11人が参加。同センターから会場までバスで移動後、1メートル近く雪が積もる祭畤スノーランド周辺の山林をかんじきを履いてストックを手に歩く「かんじきハイク」に挑戦した。

 かんじきは、靴底に取り付けることで積雪が多い場所でも足を取られずに歩くことができるもので、参加者は圧雪が行われていないゲレンデ周辺や雪山の中を約40分かけてゆっくり散策。要領をすぐ得て歩き回る一方、思うように歩けずに最後は雪の中に大の字に寝そべる児童もおり、4年の岩渕大児君(10)は「かんじきは初めてで歩きにくかったけど、慣れると楽しい」と元気に雪の中を駆け回っていた。

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