奥州・金ケ崎

児童生徒 力作並ぶ 合同書初め展 水沢翠明荘【奥州】

小中学生の正月らしい作品が並ぶ合同書初め展

 奥州市水沢字久田の書道教室祥仙社ともみじ児童クラブの合同書初め書道展は、同市水沢大手町の水沢翠明荘で開かれ、正月に合わせた児童生徒の作品を紹介している。31日まで。

 翠明荘が月1回開いているロビー展で、書き初め展は毎年1月に開催。2021年は新型コロナウイルスの影響で休止し、2年ぶりとなった。今回は同教室がある水沢小学校学区を中心に、祥仙社は所属の小中学生8人、もみじ児童クラブは小学生29人が年内にしたためた計45点を出品した。「元日」や「ゆき」などの書題の作品が並んでいる。

 祥仙社を主宰する熊谷祥仙さん(84)は、同教室で小中学生や成人を指導。理事長を務める社会福祉法人もみじ会で運営している同クラブの活動にも書道を取り入れている。熊谷さんは「児童生徒によるシーズンらしい作品を見てほしい」と話している。

 ロビー展では年間を通して一般の作品やコレクション、公共機関による啓発広報などの展示を開いている。新型コロナ流行後の20、21年は休止した月もあった。今年は例年通りの毎月の開催を目指し、準備を進めている。

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