一関・平泉

菜花堂が子会社に 従業員は継続雇用 シャトレーゼ【一関】

 国内外で菓子店を展開するシャトレーゼ(本社甲府市、古屋勇治代表取締役社長)は18日、菓子製造・販売の菜花堂(本社一関市萩荘、河本高伸代表取締役社長)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。

 菜花堂は昭和産業(本社東京都千代田区、新妻一彦代表取締役社長執行役員)の100%子会社で、1999年創業。冷凍の和菓子や洋菓子、パンなどの加工食品の製造・販売を行い、地域に親しまれている。シャトレーゼは54年に焼菓子店として創業し、67年に現社名に変更。和洋菓子やアイスクリーム、パンなど約400種を製造・販売しており、国内640店舗、海外120店舗を展開している。

 今回は、ともに菓子業界に関わる中で互いの企業理念の親和性が高いとして、シャトレーゼが今後成長が見込まれる東北地方での和洋生菓子を中心とする商品の強固な生産拠点を確保するため、全株式を取得することとしたという。取得日は2月1日付。

 シャトレーゼによると、菜花堂の従業員64人は継続して雇用される。菜花堂の現在の商品を引き続き製造・販売しながら、シャトレーゼの商品の製造も行っていくとしている。

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