県内外
過去最多１３９人感染 新規クラスター４件 新型コロナ【岩手】
県と盛岡市は２７日、新たに１０歳未満～９０歳以上の男女１３９人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。１日当たりの新規患者数としては、過去最多だった２５日公表分の１３２人を上回った。一関保健所管内などで新たに４件のクラスター（感染者集団）が発生した。重症者はいない。患者累計は４２０４人となった。
保健所管内ごとの内訳を見ると、中部４２人、盛岡市３０人、一関１７人、奥州１６人、県央１５人、大船渡９人、釜石４人、宮古３人、久慈２人、二戸１人。全保健所管内で患者が確認された。
新規のクラスターは、県央保健所管内の学校で児童生徒や接触者ら計８人が感染。中部保健所管内の教育・保育施設で利用者や職員ら９人が判明し、公表済み１人を含め計１０人となった。一関保健所管内で、同じ会食に参加した５人が判明し、公表済み３人を含め計８人が感染。釜石保健所管内の高齢者施設で、利用者と職員４人が感染。公表済み２人を含め計６人となった。
このほか、公表済みのクラスター６件でも新規患者が確認された。
直近１週間の人口１０万人当たり新規患者数は県全体４２・４人、盛岡市４０・７人。病床使用率３４・８％。
