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【電子号外】小林陵侑「金」 日本勢第1号 スキージャンプ男子個人ノーマルヒル

ジャンプ男子個人ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑=6日、張家口(時事)

 北京冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子は6日、個人ノーマルヒル(HS106メートル、K点95メートル)が行われ、小林陵侑(盛岡中央高―土屋ホーム)が104・5メートルと99・5メートルを飛び、275・0点で金メダルを獲得した。

 日本勢の金メダルは今大会初めて。ジャンプで日本勢の優勝は、船木和喜が個人ラージヒルを制し、団体(岡部孝信、斎藤浩哉、原田雅彦、船木)でも金メダルに輝いた1998年長野五輪以来で24年ぶり。

 個人での金メダルは72年札幌五輪70メートル級の笠谷幸生、98年の船木に続き史上3人目。雪上競技の日本勢の金メダルも24年ぶり。

 兄の小林潤志郎(盛岡中央高―東海大―雪印メグミルク)は27位。1回目で32位の佐藤幸椰(雪印メグミルク)、38位の中村直幹(フライングラボラトリー)は2回目に進めなかった。(順位は速報記録)

 小林 陵侑(こばやし・りょうゆう)土屋ホーム。2018年平昌五輪ノーマルヒル7位、ラージヒル10位。ワールドカップでは18~19年シーズンに個人総合優勝を果たし、通算勝利は日本男子歴代最多の26勝。兄潤志郎、姉諭果、弟龍尚もジャンプ選手。25歳。八幡平市出身。

(時事)

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