県内外
コロナ新規感染１２２人【岩手】
一関保健所管内 高齢者施設クラスター
県と盛岡市は６日、新たに１０歳未満～９０歳以上の男女１２２人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。一関保健所管内の高齢者施設でクラスター（感染者集団）が発生。重症者はいない。病床使用率は４６・８％と減少。患者累計は５６２６人となった。
保健所ごとの内訳は盛岡市５１人、中部２２人、県央と一関各１９人、二戸６人、奥州３人、大船渡と宮古各１人。
新規のクラスターは、一関保健所管内の高齢者施設で職員や利用者１２人が判明。公表済み５人を含め計１７人が感染した。
このほか、公表済みのクラスター１０件で新規患者が確認された。このうち１月２４日公表の盛岡市の学校は、６人が判明し計１１４人と拡大した。県南関係では、同２３日公表の奥州保健所管内の教育・保育施設が１人増の計４３人。
直近１週間の人口１０万人当たり新規患者数は県全体８３・５人、盛岡市１０１・２人。ともに過去最高を更新した。病床使用率は４６・８％と減少し、５割を切った。県は退院や宿泊療養施設の療養解除となる人が増えてきたことが背景にあるとみている。自宅療養者は１０３２人となり、１０００人を超えた。県は７日から本格運用するいわて健康観察サポートセンターなどを活用し対応に当たる。
