県内外
コロナ新規感染１８９人 盛岡でクラスター３件
県と盛岡市は１０日、新たに１０歳未満～９０歳以上の男女１８９人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。盛岡市の学校や教育・保育施設で３件のクラスター（感染者集団）が発生。重症者はいない。患者累計は６２４０人となった。
保健所ごとの内訳は盛岡市７２人、中部４７人、一関３２人、県央２２人、奥州７人、大船渡と久慈各３人、宮古２人、二戸１人。
新規クラスターは、いずれも盛岡市内で発生。学校で８人判明し公表済み１人を含め計９人、教育・保育施設で５人判明し公表済み２人を含め計７人、別の教育・保育施設で３人判明し公表済み２人を含め計５人が感染した。
このほか、公表済みのクラスター１９件で新規患者が確認された。
直近１週間の新規患者数は県全体８８・２人、盛岡市１２４・１人。病床使用率は４３・０％と減少した。
県保健福祉部の工藤啓一郎理事心得は「依然として１０代や１０歳未満の感染が拡大している。クラスター１件当たりの人数も多く、施設などで感染が広がるとストップさせることが難しい。特に高齢者施設では、重症化リスクも高くなる」と警戒を強めた。
