花巻

大谷デザイン アートに 市、新花巻駅で展示へ ツガワ制作 花巻東高寄贈

花巻市に寄贈された大谷翔平選手デザインのパンチングアート。(右から)林執行役員、小田島校長、上田市長

 花巻東高校出身で米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手デザインのパンチングアートが10日、花巻市に寄贈された。ステンレス板に1・2ミリ大の無数の穴の配列で立体的な陰影を作り出した逸品で、市は近く同市矢沢のJR新花巻駅待合室内「ステップイン・はなまき」に展示する予定だ。

 パンチングアートは、同市大畑に花巻工場を置く精密機械メーカー・ツガワ(本社横浜市、駒田義和代表取締役社長)が、大谷選手の大リーグ最優秀選手(MVP)受賞を記念して得意とする板金加工技術を生かして2点を制作し、大谷選手の母校である同校に寄贈。

 同校は、市民に公開することで卒業生の活躍をさらに応援してもらう機会になればと、1点を市に贈ることにした。

 縦約90センチ、横約60センチのパンチングアートは、大谷選手デザインのデッサンが題材。デッサンをパンチングできるようにプログラムを作り、ステンレスの中でも光沢のないタンデム材に、約1万2000個の穴を配列することによって立体的な陰影を生み出しているほか、ファイバーレザーカッターで「MVP」などの文字をデザインした。

 同日は同校の小田島順造校長、同社執行役員で第3ビジネスユニット長の林俊市さんらが市役所を訪問した。

 小田島校長は「市民に公開することで本校卒業生をさらに激励してもらえたらうれしい」と語った。

 林さんも同校出身で大谷選手の活躍を身近に感じ、「地元企業として何か貢献したいと作製した。岩手が生んだ大スターのデッサンした絵と、岩手にこういう技術があるということを見てほしい」と話した。

 上田市長は「大谷選手の活躍は市民に非常に強いメッセージがあり、勇気づけてくれる。市民はもとより花巻を訪れた全国、世界の人に見てもらい、花巻東が生んだ偉大な選手を称賛する機会になればありがたい」と感謝した。

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