一関・平泉

つるし雛 華やかに出迎え 組合員が製作 道の駅むろね【一関】

道の駅むろねにお目見えしたつるし雛。来店者を華やかに出迎える

 一関市室根町の道の駅むろね(小野寺淳駅長)に、天井から布細工が連なるつるし雛(びな)がお目見えした。組合員が手塩にかけた逸品の数々が店内に彩りを加え、来店者を華やかに出迎えている。3月3日まで。

 同道の駅では2021年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で多くのイベントが中止になったため、「元気になってもらおう」と初めてつるし雛を店内に飾った。これが好評だったことから、今年は展示をボリュームアップ。組合員に協力を呼び掛けたところ、昨年の倍以上の作品が集まった。

 展示しているのは、正面入り口付近や食堂など。宮城県気仙沼市から訪れた女性(52)はスマートフォンで夢中になって撮影し、「なかなか見られる機会がないから、ついつい撮っちゃった」と見とれていた。

 小野寺駅長は「評判が良かった昨年に続き、組合員の協力をもらって展示することにした。コロナ禍ではあるが作る人の発表の場にもなればと思う。買い物しながらつるし雛を見て、少しでも上を向くきっかけになれば」と話している。

 問い合わせは同道の駅=0191(34)4180=へ。

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